The ART of FUGUE BWV-1080
UNAMAS FUGUE QUINTET
沢口音楽工房
2015/06/04
(P) 2015 UNAMAS-J
ヘッドフォンやイヤフォン、一般家庭の小型スピーカーに特化したHPLヴァージョン
【HPL9】 The ART of FUGUE BWV-1080
圧倒的高音質のDSDヴァージョン (DSF 11.2MHz/1bit)
The ART of FUGUE BWV-1080
UNAMAS「The Art of Fugue」第22回 日本プロ音楽録音賞優秀賞を受賞
エンジニアの技術と社会的地位の向上を目的とし、優れたレコーディング作品を制作したエンジニアを顕彰する第22回日本プロ音楽録音賞 ハイレゾリューション部門マルチチャンネル・サラウンドにて、UNAMASレーベルの軽井沢大賀ホールシリーズ第二作目として、2015年2月に録音された「フーガの技法 – The Art of Fugue」が優秀賞を受賞しました。
5人のアーティストがサラウンド空間でリスナーを取り囲むような配置で録音された斬新な音場表現について、UNAMASレーベル主催のミック沢口氏は「主観的サラウンド」と呼んでいます。今回の受賞を記念して、本作のレコーディング・ディレクターを担当した入交英雄氏によるホールの響きを重視した「客観的サラウンド」マイク・アレンジで同じ演奏をボーナストラックとして収録したThe Art of Fugue Premium版が12月10日に緊急リリースされることとなりました。同じ演奏が表現手法によりどのように変化するかを聴き比べてお楽しみ頂けます。リリースに先立ちまして、ミック沢口氏本人による解説テキストをご紹介いたします。
The Art of Fugue Premium について(PDF)
日本プロ音楽録音賞運営委員会
ポリフォニーを再解釈する現代ハイレゾ技術――「Auro-3D」でバッハは現代に蘇る!? 麻倉怜士の「デジタル閻魔帳」より
「Dolby Atmos」「DTS:X」といったオブジェクト型音響技術が話題になっているが、AV評論家の麻倉怜士氏は「Auro-3D」(オーロ3D)という第3の方式が音楽表現の新境地を拓くと指摘する。斬新なサラウンド表現で有名なレーベル「UNAMAS」(ウナマス)の新録音源を例に詳細を聞いた。
e-onkyo music
Mick沢口監修によるクラシック作品第2弾『フーガの技法』が遂に登場!
昨年リリースされるやいなや、異例のロングヒットを記録した『The Four Seasons -Antonio Vivaldi』。その第2弾となる作品がついに登場。今作の収録が行われたのは、昨年に続き軽井沢・大賀ホール。この地でMick沢口が取り上げたのは、J.S.バッハの最後の作品とされる「フーガの技法」。この難曲として知られる楽曲を圡屋洋一によるアレンジで、何と弦楽カルテット+コントラバスという世界でも初といえる編成で収録。これまでの「フーガの技法」のイメージを打ち破るMick氏らしい作品に仕上がっている。
また、今作の収録に際してはMADIのシステム、並びにノイマンのデジタルマイク「eumann KM-133D」、そしてAcoustic Reviveのマイクケーブルを採用するなど、最新且つ最高級のテクノロジー/機材を投入してのレコーディングを敢行。現在の最先端のハイレゾ・サウンドがお楽しみいただけます。
The ART of FUGUE BWV-1080
デジタルマイクの高SNとオリジナルなマイク配置により実現した世界的にも画期的なハイレゾ作品。
アルバムインフォメーション
UNAMASの前作ヴィヴァルディ「四季」(UNAHQ-2005)で高評を博したデジタル・マイクによる高SN、そして、一般的なマルチチャンネル録音が目指す「舞台で演奏された音を客席で聴く」のではなく、円形状に配置された五人の「奏者の真ん中で聴く」をコンセプトとした本作は、世界的にも画期的なハイレゾ作品と言える。
□曲目
J.S.BACH(編曲 土屋 洋一):The Art of Fugue BWV-1080;
[1] Contrapunctus 01
[2] Contrapunctus 02
[3] Contrapunctus 03
[4] Contrapunctus 04
[5] Contrapunctus 05
[6] Contrapunctus 06 a 4 in Stylo Franchese
[7] Contrapunctus 07 a 4 per Augmentationem et Diminutionem
[8] Contrapunctus 08 a 3
[9] Contrapunctus 09 a 4 alla Duodecima
[10] Contrapunctus 10 a 4 alla Decima
[11] Contrapunctus 11 a 4 Triple fugue
[12] Contrapunctus 12 a 4 rectus
[13] Contrapunctus 12 a 4 inversus
[14] Contrapunctus 13 a 3 rectus
[15] Contrapunctus 13 a 3 inversus
[16] Contrapunctus 14
□演奏者
UNAMAS FUGUE QUINTET
田尻 順(Vn1)
竹田 詩織(Vn2)
萩谷 金太郎(Va)
内田 佳宏(violoncello)
北村 一平(Cb)
□録音
2015年3月4日、5日
大賀ホール、軽井沢
REC DATE: 2015 03-04/05 at Ohga Hall, Karuizawa, Nagano JAPAN
PRODUCER: Mick Sawaguchi (Mick Sound Lab – UNAMAS Label)
Recording Director: Hideo Irimajiri (Armadillo Studio)
Venue Organizer: Seiji Murai (Synthax Japan Inc.)
REC/MIX/MASTERING: Mick Sawaguchi (Mick Sound Lab)
Digital Edit Assistant: Yoichi Tsuchiya
MADI Rec system: RME DMC-842 / Micstasy / OctaMicXTC / MADIface XT / MADI Router (Synthax Japan Inc.)
Digital Mic: Neumann KM-133D as Main Mic (Sennheiser Japan K.K)
Mic Cable: Acoustic Revive (Sekiguchi Machine Co.LTD.)
DAW: Pyramix V-10 with HORUS 192-24 Rec Master (DSP-JAPAN LTD)
4K HD Production: Marimo Records Co.,LTD
Cover photo by Takeshi Mitsuhashi
関連情報
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High Resolution and Surrounding Recording – ACOUSTIC REVIVE-アコースティックリヴァイブ
ハイレゾ・5chサラウンド“弦楽五重奏”のバッハ「The Art of Fugue ― フーガの技法」はこうして生まれた : ITmedia LifeStyle
ITmedia LifeStyle / Yahoo!ニュース / BIGLOBEニュース
『UNAMASレーベルの『The ART of FUGUE BWV-1080(フーガの技法)』 6月4日からハイレゾ配信開始:共同通信
Infoseekニュース / OVO [オーヴォ] / Gaudio+PCオーディオfan
バッハ「フーガの技法」 4K Music Video &対談 &インタビュー
(動画再生後プレイヤー下部の「設定-画質」より2160p4kを選ぶことにより、現行フルHD [フルハイビジョン]の4倍の画素数となる4K画質でご覧になれます。)
The ART of FUGUE BWV-1080 4K Music Video
評論家 麻倉怜士 氏 インタビュー
藤本健 氏 インタビュー
ミック沢口 × 入交英雄 対談
プロジェクト・メンバー プロフィール
1971年千葉工業大学 電子工学科卒、同年 NHK入局。ドラマミキサーとして「芸術祭大賞」「放送文化基金賞」「IBC ノンブルドール賞」「バチカン希望賞」など受賞作を担当。1985年以降はサラウンド制作に取り組み海外からは「サラウンド将軍」と敬愛されている。2007より高品質音楽制作のためのレーベル 「UNAMASレーベル」を立ち上げ、さらにサラウンド音楽ソフトを広めるべく「UNAMAS-HUG/J」を2011年にスタートし24bit/96kHz、24bit/192kHzでの高品質音楽配信による制作およびCD制作サービスを行う。2013年の第20回日本プロ音楽録音賞で初部門設置となったノンパッケージ部門2CHで深町純「黎明」(UNAHQ-2003)が優秀賞を受賞するなど、ハイレゾ時代へのソフト制作を推進している。
入交英雄─ レコーディング・ディレクター
1956年生まれ。1979年九州芸術工科大学音響設計学、1981年同大学院卒。2013年残響の研究で博士(芸術工学)を取得。学生時代より録音活動を行い、特に4ch録音や空間音響について探求を重ね、現在のサラウンド録音の源流となっている。1981年(株)毎日放送入社。映像技術部門、音声技術部門、ホール技術部門、ポスプロ部門など経て、送出部門に至る。放送のラウドネス問題研究とARIB委員、民放連委員を通じて規格化に尽力。音声部門では放送業界で初めてのドルビーサラウンドによる高校野球中継などのプロジェクトに関わる。また、個人的にも入間次朗の名前で録音活動を行い大阪市音楽団のCD制作などを手がける。創作活動も行っており、JNN系高校ラグビーのオープニングテーマやPCゲームのロードス島戦記の音楽を担当。
土屋洋一 ─ アレンジ
東京、渋谷に生まれる。20歳よりピアノを、その後作曲を始める。2011年東京芸術大学作曲科を卒業。”Cori Spezzati Nova”(5.1ch)が131st AES Convention New YorkのRecording Critiquesにてイーグルス、エアロスミス、スティーリー・ダンなど多くの著名アーティストのミキシングや音楽プロデューサーとしても知られるElliot Scheinerにより称賛を受け、数々のグラミー賞ノミネートアルバムを世に送り出している2LレーベルのMorten Lindbergをして「聴いたことの無い音楽を聴いた」と評される。翌年5.1ch楽曲制作コンテストに入賞(DTM MAGAZINE 2012年06月)2014年2月自身のサラウンド作曲集「The Universe for Surround UNAHQ2004」」をUNAMASレーベルよりリリース。
UNAMAS FUGUE QUINTET:
田尻順 ─ 第1ヴァイオリン
7歳よりヴァイオリンを始める。本間美子、故久保田良作各氏に師事。1988年桐朋学園大学を卒業。卒業と同時に群馬交響楽団に入団、在籍中は首席代理奏者を務める。群馬交響楽団とコンチェルトの共演やリサイタルを開催するなど主に群馬県を中心にソロや室内楽の活動もする。1994年“プラハの春”国際音楽祭、ウィーン芸術週間に参加。1994年首席奏者として東京交響楽団に入団。皇居内の桃華楽堂において御前演奏するなど東京交響楽団ともソロを共演。1998年同団のアシスタントコンサートマスターに就任。2002年NHK FMリサイタルに出演。2004年にシリウス弦楽四重奏団を結成。東京交響楽団弦楽四重奏団としても光が丘IMAホールでのシリーズを展開。他にもスタジオミュージシャンとしてもCMや映画音楽などの録音にも携わりその活動は多岐にわたっている。
竹田詩織 ─ 第2ヴァイオリン
1988年生まれ。2010年東京藝術大学音楽学部器楽科ヴァイオリン専攻卒業。京都芸術祭「世界に翔く若き音楽家の集い」京都市長賞受賞、全日本学生音楽コンクール、日本クラシック音楽コンクール、横浜国際音楽コンクール、ルーマニア国際音楽コンクール等数々のコンクールに上位入賞、入選を果たす。大学在学時より、ソロ・オーケストラ・室内楽での活動の他、多数の著名アーティスト楽曲レコーディングやライブサポート等様々なフィールドで活動。自身がリーダーを務めるストリングスでの活動も多数。様々な音楽活動を経て、2012年より東京交響楽団ヴァイオリン奏者としてのキャリアをスタート。現在プロオーケストラ奏者としての顔の他に、その経験を生かした多彩な音楽活動を展開している。
萩谷金太郎 ─ ヴィオラ
東京都出身。東京音楽大学卒業、桐朋学園大学院大学修了。PMF2011、パブロカザルス国際音楽祭、アフィニス夏の音楽祭などに参加。
京都市交響楽団契約団員を経て、現在NHK交響楽団アカデミー在籍。
ヴァイオリンを藤原浜雄に、ヴィオラを百武由紀に、室内楽を上田晴子、岩崎洸、銅銀久弥の各氏に師事。
内田佳宏 ─ チェロ
大阪府出身。東京芸術大学大学院修士課程を首席に相当する大学院アカンサス賞を受賞して修了。学位審査会においては異例の自作曲をプログラムに組み込んだことでも注目される。 ザルツブルグ=モーツァルト国際室内楽コンクール2012第3位受賞。第11回ビバホールチェロコンクール第2位受賞。他多数受賞。
クラシックのみならず、ジャズミュージシャンや和楽器奏者とのコラボレーション、タンゴ、ロックなど様々なジャンルで自在に演奏活動を行うほか、レコーディングやテレビ出演等も多数行う等、活動の幅は多岐にわたる。近年作曲家としても、劇判の作品制作などにも携わるなど積極的に創作活動を行っている。
北村一平 ─ コントラバス
埼玉県出身。2002年東京藝術大学器楽科卒業、05年同大学院修士課程修了。在学中、別府アルゲリッチ音楽祭に参加。2005年、ガウデアムス音楽祭(オランダ)参加、JULIAN YU作曲PENTATONICOPHILIAにてソリストを務める。2006年小澤征爾音楽塾Ⅶ「復活」に参加。コントラバスを永島義男、黒木岩寿、西田直文、山本修、石川滋の各氏に師事。オーケストラから吹奏楽、スタジオワークやミュージカルまで、幅広く活動。東京藝術大学管弦楽研究部非常勤講師を経て2006年に東京交響楽団に入団し、現在に至る。
J.S BACH「The Art of Fugue」 フーガの技法 6/4 リリース
J.S.バッハの「フーガの技法」は、バッハ最後の作品とされ作曲時期は1742~1749年の間とされています。フーガの技法でバッハが表現したかった音楽形式は、唯一の主要主題に基づくあらゆる種類の対位法とカノンを網羅することで、1741年作曲の平均律クラヴィーア曲集完成以降こうした単一主題によるフーガの技法に徹底的に取り組んだといわれている難曲でもあります。
本作は、新たにコントラバスを加えた弦楽5重奏のアレンジでBACHの低域を表現し、レコーディングは、デジタルマイク5本をメインとしたサラウンド制作です。録音は前作「The Four Seasons -Antonio Vivaldi」と同様、軽井沢大賀ホールにて本年3月録音されました。
The ART of FUGUE BWV-1080
UNAMAS FUGUE QUINTET
沢口音楽工房
2015/06/04
(P) 2015 UNAMAS-J
ヘッドフォンやイヤフォン、一般家庭の小型スピーカーに特化したHPLヴァージョン
【HPL9】 The ART of FUGUE BWV-1080
圧倒的高音質のDSDヴァージョン (DSF 11.2MHz/1bit)
The ART of FUGUE BWV-1080
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